無線デバイスの良い所・悪い所

皆さんこんにちは、ITeacherのkaiです。

少し前に無線マウス『Razer DeathAdder V2 Pro』をレビューしました。
それからしばらく使ってきましたが、その中で分かった無線デバイスの良い所・悪い所をご紹介したいと思います。

※無線のゲーミングデバイス、特にマウスに焦点を当てています。
　しかし一般的なデバイスにもけっこう当てはまるよ！

動画でも似たようなこと話しているのでお好きな方をご覧あれ。

良い所
悪い所
終わりに

良い所

①無線版製品でしか存在しないグレードや形が存在する
②取り回しやすさはある
③長距離でも使用可能

①については、例えばRazerさんのDeathAdderは現在(2020/10/29)は無線版であるV2 PROでしかオプティカルスイッチの第二世代が存在しないですし、Viperも無線版であるUltimateの方が有線版やMiniよりも高質なセンサーを搭載しています。

ロジクールさんにいたっては同じ形状を有線版と無線版で2種類を販売していないものもあります。

まあただ、一応ですが無線版を買って有線で使えばこの問題は解決しますｗ

②ですが、机回りの配線やレイアウトを考える時に無線デバイスは邪魔にならないというか、考えるのが楽です。
特に配線がごちゃごちゃしてる人からすると助かるんじゃないでしょうか。
あと、頻繁に場所を移動する人（それこそプロゲーマーとか）も、都度配線をしなくて良いので楽かもしれないですね。

③は対戦ゲームを行う人にはあまりおすすめできませんが、大抵の無線機器は有線ケーブルでは届かない距離でも使用可能です。
離れたところにPCを置いていても操作可能ですので、仕事などで使用するデバイスには良いかもしれません。

悪い所

①快適さはさほどない
②価格が高く、重量も重くなる
③充電などの無線特有の手間がすごく面倒
④可用性、信頼性に欠ける

①、レビュアーやプロゲーマーの多くが「無線は楽！」「ケーブルの負荷が無くて良い！」「ストレスフリー！」と言っています。しかしほとんどが嘘、もしくは配線が雑なだけだと思っています。
製品にもよりますが、有線マウスのケーブルは柔らかい物が多いですし配線をほんの少し工夫すればケーブルの負荷なんてほぼかかりません。
どうしても気になるならマウスバンジーを購入するだけでほぼ解決すると思います。

頻繁に動かすマウスですらそのレベルですので、キーボードなんかでは恩恵を感じることはないでしょう。
ヘッドセットやイヤホンでならば、肉体の動きにかかる制限が無くなるので恩恵が大きいかもしれません。

②はまあ使わなくても分かりますよね。
基本的に無線デバイスは有線デバイスよりも数千円高いです。
場合によっては有線版が値下がりして価格が倍以上変わることもあります。
そう考えると、無線が発売されることによって有線版を購入する側は得するっちゃ得しますねｗ

また、多少なりとも有線版より重くなります。と言っても大抵の場合数グラムしか違いが出ないのでそこまで気にすることでもないのかな？
でも「軽ければ軽いほど良い！」とか言って1gもないカバーとかを外してる軽量マウス信者達が無線マウスを使うのは面白いですね。うん。

③が個人的にすごく気になりました。だから無線は嫌いなんだ。
充電の頻度は商品や人によりますが、ゲーミングデバイスなら1週間程度したら充電が必要です。
その都度充電用ケーブルを繋いで、無線で使いたいならまた外して、、、無駄すぎるこの工程。
一応その手間を省く手段もありますが、高額マウスパッドの使用を強いられたり、充電中にマウスが使用できなかったり、不便すぎんだろ。。。

私なんかは無線切り替えのスイッチを付けっぱなしですが、そうでないならマウスを使う時、使うのをやめる時に都度裏面とかのスイッチのON/OFFをしなければなりません。

こんな手間と無線の快適さが天秤にかかると思うてか！

④は無線でロボットとかドローンとか作った人なら特に感じると思います（偏見）
例えば、無線デバイスは自動でスリープモードに入ったりします。触った瞬間に一回だけ反応しないです。だるｗ
ゲーム中にLEDが点滅して唐突に充電を求めてきます。なんだこいつ。
可用性はまあ言うていくらでも解決手段はありますが、結局はどれもリターンとリスクの兼ね合いがあります。

無線技術がどれほど進化しようとその信頼性は有線に劣ります。
有線より早いとか言いますが、その人には認識できない通信速度が及ぼす影響なんて0に近しいです。

デバイスを使う上で可用性と信頼性は重要項目です。
皆が質の低い商品とか中華製とかが嫌いなのも結局はそこに辿り着くからでしょ！？ねえ！そうだよね！？？